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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第一章 ミニマムはマキシム
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008 異世界召還

 しばらく宇宙を放浪していると、

索敵に何か引っかかるものを感じた,

おお、これはひょっとしたらひょっとするかも。


 もちろんその人工的なエネルギーの発生場所へと俺は向かった、

気配を探知してそこに向かうと、

そこでは、人らしきものが何か儀式みたいなのをしているのが見えた。


 「やったー、これで希望の光が見えてきた」


 よく眺めて見ると、どうやら異世界召還みたいなことをやっているように見えた。


これはチャンスだ、あそこで実体化すればいいかも。


 ラノベあたりでは「勇者様」とか言われて、チヤホヤされるはず、

俺は、異世界召還が行われている魔法陣の上で実体化をした。 




     ダンジョン協会、ダンジョンマスター召還儀式

 

 ここ惑星京のダンジョン協会では、

第399回目のダンジョンマスター召還儀式が、執り行われていた。


 もうすでに3名の召還が終わっており、

いま4人目の召還をしようとしている時だった。

 

 「タスマンョジンダるなたらあ、せまでいお」召還の呪文が読み上げられた。


 俺、星野敬太は、ここがチャンスと実体化をした。


 「呼ばれて飛び出てジャジャジャーン」

女召還士は、ちょっとびっくりしている、

うーん、受けなかったか・・


 魔法陣の横にいた、補助をしているらしき女召還士から、声が掛かった。


「すまてでがーラエムテスシ」


 メインの女召還士から、どうやら俺に声をかけてきた。

「かすでのたきらかこど、すでれだはたなあ」


 予想はしていたが、言葉がまったく通じない、

通じなくても、まあ自己紹介くらいしてみるか。


「俺の名は、星野敬太、地球という星の日本からきた」


 手話はできないが、自分を指差して言えば意思の疎通くらいはできるだろう。


 補助女召還士と女召還士がなにやら話し込んでいる。


 ところで、王様、王女さまはどこだ、ラノベだと、

「よく我が呼びかけに応えてくれた勇者殿」とかくるはずだが・・

ひょっとして、勇者召還とかじゃないのか?


 女召還士が、黒いスマホみたいのを持ち出してきて、

スマホみたいのに、喋っていた。


 喋り終わると、俺の方に向けて何かをタッチしたみたいだ、

黒いスマホみたいのから、言葉が発せられた。


 「あなたは、ニホンというところから来たのですか?」

おお日本を知っている、こりゃすごい。


「ええ、そうです、俺の名前は星野敬太・・・」

いろいろ喋ったら、黒いスマホの下の部分に喋れと、指差された。


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