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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第三章 キョウからアースへ
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084 孤児院の相談

 俺は、某有名メーカーのティカップに、ペットボトルから、

紅茶を注いでやった。本来は邪道だろうけど、気にしない。


 「実は、アレーナの孤児院なんですけど・・」


 「これ、生なんですよね、生は痛み易いんですよね」

「セバス、まずこちらから頂きましょう」「ハイお嬢様」


 おい、おれの話はどうでもいいのか?

 

 食べようとした2人は、フォークを見て固まっている、

俺が作った、北斗七星を刻印した金のフォークである。


 ちょっと固まっていた2人だが、気を取り戻し、ケーキを食べ始めた。


 「美味しい」「おいしゅうございますね、お嬢様」

2人は顔を見合わせ、首を縦に振り、頷き合っていた。


 結局、お嬢様が4個、セバスが2個、ぺロリとケーキを平らげた。


 「それで何でしたかな?」 おい忘れんなよ・・。


 「実は、アレーナの孤児院なんですけど、あれ国営、領主様の持ち物なんですよね」


 「そうだけど」


 「あれ、人間が生活するのにギリギリだと思うんですが・・」


 「うるさいわね、そんなのわかっているわ、でもこっちもギリギリなのよ」

「できるだけの支援は、しているわ」


 「そこで物は相談ですが、今俺の所で町作っているんですよ」

「で、学校も作ってます」「そこで孤児院ごと、俺の町へ引っ越さないかと」


 「学校って、王都にある、魔法や剣を教えるというあれ?」


 「孤児院の衣食住は、俺の所ですべて面倒をみます」


 「お嬢様、悪い話ではないかと・・」


 「わかったわ、父が帰ってきたら話しておくわ」

「学校は教師はいるの?」


 「それは、現在募集中です」


 「ふーーん」

 

 「それでは、よろしくお願いします」


 「あれ、それ食べないの」


 食事が待っておりますので、でわ。


 「セバス1個づつね」「ハイお嬢様」

 

 まだ食うのかよ、たくましい・・。


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