表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第三章 キョウからアースへ
84/518

083 ふたたび領主邸へ

 俺は、ふたたび領主邸に来ていた。


 今日は、庭先には誰もいない、観音開きのドアに鍵はかかっていない。

俺は、ドアを開けて中に入った。「たのもう」


 奥から初老の紳士があらわれた。「どちら様ですか?」


 「星野敬太と申す、領主アレーナ・ジョゼ辺境伯に会いに来た」


 「おお、あなた様が星野様ですか、聞き及んでおります」

「わたくし執事のセバスチャンと申します、お見知りおきのほどを」

「本日は旦那様は、所要で外出しておりまして、どのようなご用件でしょうか?」


 そんなに大きくない家なので、俺の声が聞こえたのだろう。

奥から、タチアナお嬢様が現れた。


 「あらまた来てくれたのね、で、本日の用件は?」


 なぜか知らんが、俺の手元あたりをじろじろ見ている。


 「アレーナにある、孤児院について相談したいことがある」

 

 「立ち話もあれですから、こちらへ」


 一応、領主邸だから、応接室みたいのはある。


 「今日は菓子はお持ちじゃないんですね、

セバスにも食べさせてあげたんですけど・・」


 おい、いきなり菓子の要求かよ・・


 「いえ、菓子なら持って来てますよ、本日は生ですけど」


 「なま?」


 俺は、テーブルの上に、黒い布を広げて見せた。


 「いきますよ、1、2、3ハイ」、布の下からケーキとティセットが出てきた。

俺って、手品師の才能あるかも? 


 2人は、出てきたものに驚いている、ケーキは、三角ショートとモンブランだ、

絶対に食うと思った俺は、各4個づつ出してやった、どうだ!!


 ティセットは、ウのつく有名メーカーのやっだ、

お茶は午前の紅茶アイスだけど・・。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ブクマ・ポイント評価お願いしまします!
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ