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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第三章 キョウからアースへ
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079 俺って有名人

 え、俺って大金持ち? どこからそんな噂広まったんだ?


 「いや、そんな金持ちじゃないですけど、募集はできるんですか?」


 「お嬢様から聞いてますよ、こんな南国に来てくれたダンマスだって」

「しかも、すごく気前が良く、甘い菓子を持ってきてくれたとか」

「すごく美味しい菓子だったから、そっちに行ったら、ねだってみれば」

「とか色々聞いてますよ」


 あの、タチアナのお嬢ちゃん、あることないこと喋りまくっているのか・・。


 「あの募集はできるんでしょうか」


 「できますよ、あそこの掲示板に張り出しておきますね」

「仕事はダンジョン補助とかでいいんですか?」


 ギルドがさらにざわついた。


 横から、にいちゃんが話しかけてきた。


 「にいちゃん、ダンマスなのか」

「とごにダンジョン作ったんだい」

「モンスターは、どんなのがいて、報酬は」


 とにかくうるさかった、だいたいの相場はみんなから聞いていたので、


 「計算ができる人なら30万ドラからお願いします」と言ってギルドを出た。


   ★  ★  ★


 「ちょっと、あなたたち横からうるさいわよ」

「帰っちゃったじゃない」

 

 「そんな事言われてもなあ」

「気になっちまったんだから、しょうがねえだろ」


 「あ、菓子のおねだりするの忘れたわ」

「でも、お嬢の話だとすぐ死にそうという割には、元気だったじゃない」


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