070 ふたたび地球へ
協会から俺は、7ッ星ホテルに戻ってきた。
どうせすぐ、20個じゃ少ないとか、
もっと種類を増やせとか言ってくるだろうが、当面は大丈夫だろう。
空から降り立った俺は、池のそばにいるミーシャを発見した。
「おい、何をしているんだ」
「あ、マスターおかえりなさいにゃ」
「このあいだ、水の妖精さんが居たので、今日も居るかなと思ったにゃ」
「ああ、噴水のことか、夜の方が綺麗なので、夜また見せてやるよ」
「ホントかにゃ」「楽しみだにゃ」
「それより、ちゃんと昼は食べたか」
そう、俺は昼飯用に、ダブルバーガーとフィッシュと照り焼き、
ポテトにジュース、いわゆるジャンクフードを置いていった。
「とっても美味しかったニャン」
「ミーシャはお魚のパンが一番美味しかったニャン」
「夜には戻ってくるが、出かけるので、他の連中に伝えておいてくれ」
「わかったニャン」
こうして俺は、地球に帰還した。
前回は、食い物とお土産を中心にパク・・ったから、今回は服装関係だ。
服に関しては、あまり知識がない、とりあえずユニ○ロなら無難だろう、
あちらの世界からしたら、超高級品だろう。
あとは、独特のファッションの原宿あたりをチョイスすればOKか?
とりあえずユニ○ロを店ごと、ドーンした。
次に原宿に行ってみた、なんか周りの視線が痛い、
おっさん、場違いだぞみたいな・・、
特にス○ィートボ○クスをドーンしていた時なんか、
「おまわりさん、変態です」みたいな・・
とりあえずあと3D、Tシャツの店をドーンして、逃げるように帰ってきた。
おかしい、俺は宇宙最強ではなかったのか?
夜は、選べるように、ピザ、スパゲッティ、フライドチキンなどを出した。
黒いプチプチは見た目があれなので、サイダーとジュースを出しやった。
初めて飲む炭酸系に驚きながらも、美味しいとみんな飲んでいた。