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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第三章 キョウからアースへ
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069 協会からの連絡

 悪戦苦闘しながらも、なんとか風呂に入れた俺は、

ダンジョンコアに、連絡が入っているのを見つけた。


 なになに、結構いっぱい来ているな。


 「この度は、ダンジョン設立おめでとうございます」

 「ついては、相談したいことが、多々ありますので、

できるだけ早急に、ダンジョン協会まで来ていただきたいと思います」


 「マルコ町より、要望があり、パン、ハムの販売を、

再開してくれないかとの声があり、検討よろしくお願いします」


 「協会各所より、甘味の再開を望む声があり、ぜひとも検討よろしくお願いします」


 おいおい、何これ? 要はおねだりじゃねーか、普通早くモンスターを召還しろとか、

他のダンジョンの動向とか? 色々あるはずなんだが・・。

 

 しかも、俺、パンとかハムの販売してないよ、勝手に元料理長がやったことでしょうが。

甘味の再開って・・まあ仕方がない、明日朝、うちの連中に飯食わせたら、行ってやるか。


 朝、うちの連中に、典型的なモーニングを食べさせて、協会へとやってきた。


 「頼もう!」 俺の顔を見るや否や、

まるで餌付けされた動物が集まってくるようにやってきた。


 「お待ちしておりましたわ、星野さん」「ささ、こちらへどうぞ」


 「で、どういったご用件でしょうか」


 「まずは、あの甘味類なんですけど、定期的に購入できないかと・・」


 「それと、ちょっと言いずらいですが、マルコ町からの要望を、協会としては、

苦渋の決断で販売を再開したことを、ご報告したいと・・」


 おいおい、普通はあそこは、マナが集まらないから、

大丈夫だったですかとか、じゃーないのか?

俺の心配は全然してないのか?


 しかも、販売も勝手に再開してるし、

そんなのどうでもいいから、早く甘味よこさんかいみたいな顔してるし・・。


 まあ、いいかッ、俺がやろうとしていることの序の口だし。


 「わかりました、ダンレンジもうひとつ作りましょう」

 「そちらの方へ、甘味ケーキ類を登録しておきます」

 「ただし、こちらは制限を設けさせてもらいます」

 「1日20個まで、でお願いします」

  

 「それで結構です、ありがとうございます」と言われ、満面の笑顔だった。

 

 俺は誰も見ていない、空に飛んで、ダンレンジを作り食堂へ持ってきた。

前作ったダンレンジの横においたが、前のダンレンジのボタンがすごかった。


 連打マンかよ・・どんだけ使ってるんだ・・。


 


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