表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第三章 キョウからアースへ
59/518

058 領主への挨拶

 ルガトルポ公国、アレーナに新規ダンジョンをすることになった俺は、

アレーナの領主へ挨拶に行くことにした。


 ルガトルポ公国は、王政国家であり、細かく分けられた領地を、

領主と呼ばれる貴族が、管理支配していた。


 なんべく揉め事は避けたい俺は、領主のもとへ挨拶に行くことにした。


 アレーナは、人口約1万人、アレーナ・ジョゼ辺境伯が領主を務めている。

ルガトルポ公国が、人口約30万人であるから、それほど小さくはない。


     ★ ★ ★ ★ ★


  「旦那様、ダンジョン協会から、このような書簡が届いております」


  「ダンジョン協会? 王家からじゃなく?」 


 アレーナ・ジョゼ辺境伯は、書簡を空け読んでみた。


 怪訝な顔をする、辺境伯に執事は尋ねた。


  「いかがなされました旦那様」

 

  「このアレーナに、ダンジョンを作りたいと・・」

 「正気の沙汰ではないわ、南国はマナが集まりにくく」

 「ダンジョンを作るには不向き、そんなの子供でも知っておるわ」


  「そうでございますね、何か思惑があるのでは?」


  「まあよい、近日中に挨拶に来るそうだから、その時に見極めよう」


     ★ ★ ★ ★ ★

  

 俺は領主邸へ、足を進めた。


  「しかしホント田舎だなあ、道は舗装されてないし、人も全然いない」

 「まあ、何もない方が、開拓しやすくていいんだろうけど・・」 

 

 歩いていくと、それらしき建物が見えた。


  「うわ、一応石造りだけど平屋建てかよ、しかもトーテムポールみたいのもある」


 いくつか建物があったが、多分一番大きなのが領主邸なんだろう。


 ちょうど前の畑らしき所で、仕事をしている若い女性に声をかけた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ブクマ・ポイント評価お願いしまします!
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ