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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第三章 キョウからアースへ
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052 料理長と相談

 皆さんは、ダンジョンのモンスターが、

どうやってできいるか知ってますか?


 ちょっと難しい話をすると、パーティクルデーターによって、

3D空間内に大量の粒子パーティクルを発生させ、

それらをコントロールするんですよ。


 粒子に様々な形状や効果を割り当てることで、

モンスター、宝箱、剣や防具を作り出すことができるんですよ。


 パーティクルの制御には、物理シミュレーションを用いてまして、

パーティクル発生時の初速や重さ、

重力や空気抵抗などの環境条件を設定することで、

多様なことが可能となるんですよ。


 で、ダンジョン内で、モンスターを成型するのではなく、

サンドイッチを成型してみようかと、

幸いパーティクルデーターは、俺が持っていますから。


 「で、マルコ・コンティ、ダンジョン協会料理長であるこの俺に、

長々説明してくれたけど」


「俺は、何をすればいいんだ」

 

 「ジャジャ‐ン、そこでこれです」


 「なんじゃ、その変てこな箱は?」

 

 「この箱の中を、擬似ダンジョンとすることで、パーティクル・コントロールして、

さまざまな食材を作り出すことができます」


 「試しに、1番のボタンを押してみてください、

パンがパーティクルデーターとして入っているので、パンが出てきます」


 1番のボタンを押した。「おお、本当にパンが出てきた」


 「2番、3番等にも食材が入ってますので、

それらをうまく挟んで貰えばサンドイッチはできます」


 「おお、こりゃすげーー、けどよ、魔石足りんのか?」


 「この箱には、自動でマナを回収する機能を、組み込んであるので大丈夫です」


 ちなみに俺の持っているマナをこの箱、

ダンジョン・レンジ(ダンレンジ)に、紐付けしたのは内緒である。

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