表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第八章 新魔王編
518/518

517 インブラの宿屋5

 一方、こちらはインブラの宿屋。


 「いやー、これダンレンジだっけ、

これを貸し出してくれるとは思わなかったな」


 「そうですよ、俺たちがごねたから出してくれたんですよ、

感謝して早く仕事を覚えてあっちに帰してくださいよ」


 「しかし、あっちでもこれ使ったけど、

いったいどうゆう構造なんだ?」


 「何でも、星野マスターが言うには、

この箱の中を、小さなダンジョンに見立てて、

そこに魔物モンスターの代わりに、

食品やらを召喚するらしいです」


 「と言うことは、マナを使っているわけか?」

 「まあよくは分からないが、とりあえず肉を召喚してみるか」


 ポチっとな。


 「おお、音がして出てきたようだな」

 「ふーん、結構大きな骨付き肉が出てきたな」


 「あっちじゃ、大きな鉄板で肉を焼いていたが、

骨がついているから焼きずらいな」

 「何でも、バーべキュウとか言う、焼き機で焼くとか言っていたな」


 「取り敢えず、骨の部分から切り取って、

鉄鍋フライパンで焼いてみるか?」


 「うーん、すごく柔らかく美味いんだけど、

肉が厚いせいで中まで火の通りが悪いな」

 

 「そうですね、中はほとんど生みたいですね」


 「まあ、肉の素性は分かった、今度はあのバーべキュウとかいう機械で焼いてみるか」


 「しかし、このダンレンジは、無限に物が出せるのか?」


 「よく分からないですけど、ホテルでは無限に出てきましたね」


 「あの、星野とか言うマスターは何者なのだ?」

 「肉ダンジョンのマスターでも、こんなには肉とか出せんぞ、

おまけに料理に詳しいし、全く不思議だ!」


 「そうですね、俺たちにも分かりません」

 「でも、うまい料理作ってくださいね」


 「ああ、帰るまでには、すごく美味い料理を作ってやるさ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ブクマ・ポイント評価お願いしまします!
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ