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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第八章 新魔王編
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513 インブラの宿屋5

 インブラの宿屋の調理場キッチンは狭い、

コンロも2口しかない。


 そもそもが臨時の宿泊所の予定だったので、

それで十分だと思ったからだ、

どうしても必要なら俺が手出しすればよい。


 部屋は4人相部屋で、二段ベッドだが、

マットレスとかは結構良いのを使っている。


 こっちでは、ホテルのようにライブキッチンをする必要はない、

調理場と食堂が離れているためだ。


 料理は見た目も大事で、目の前でフランベしてやって、

「ファイヤー」とかやれないのは残念だが、しょうがない。


 その代わりに、コンロが足りない分、

アウトドア用品を増やしてやった、

勿論バーべキュウ用の、ブロイルキングもある。


 ステーキ肉の要望があったので、プライム・ポーターハウス、

(アメリカ農務省認定(USDA)にプライム【最高ランク】格付された、

アンガス牛ステーキ)を用意してやった。


 ニューヨーク・スタイルで焼くか、

バラしてサーロインとヒレに分けて焼くか、

料理人ジョエルの腕の見せ所である。


 豚のロース肉の方は、この間沖縄に遊びに行った・・、

いや視察に行った時に仕入れた、アグー豚のロース塊にした、

アグー豚は脂身が甘いので、それを生かした調理ができるか、

ちょっと楽しみである。


 ジョエルの考えだと、やはり黒パンを辛子汁スープカレーに浸して、

夜は食べてもらい、朝はうちのモーニングみたいのを出したいそうだ。


 どおりでソーセージやら生卵等の要望があった訳だ、

しょうがないので、ポップアップトースターも6台ほど用意してやった。


 プリンは、彼女の強引な要望で、うちで出している、

オ〇レのちょっと固めのクラッシックプリンだ。


 これだけの素材を用意してやって、失敗したら、

あとは知らねぇと開き直ろう。

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