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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第八章 新魔王編
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497 新魔王4

 私の名は、ノバク、元アニベロス連合軍の総司令だった。


 アリダリア共和国を自国領とするため、侵攻戦を仕掛けた、

結果は、教会の連中が水源を守れず、あえなく撤退となった。


 その時の責任を取らされ、引退を余儀なくされ、

現在は軍事顧問として、軍に辛うじて残っている。


 正直なところ、教会が悪いのに、

なぜ自分が責任を取らなければならないのか理解できない。


 そんな中、教会がアリダリア共和国に新魔王が、

近く誕生すると言って、また侵攻をすると言い出した。


 新勇者のお披露目をしたかと思ったら、ついこの間、

残りの仲間パーティーを公表した。


 いずれも、美男子、美女揃いだ、盾役の男と、

魔法使い、治癒士、弓使いの女たちだ。


 女たちは、全員へそ出しの魔防具マジックアーマーだ。


 魔防具マジックアーマーは対魔法と斬撃には強いが、

打撃には弱い、正直なところ前戦で戦わせるつもりはないのだろう。


 盾役の盾も魔法盾マジックシールドで、貧弱だ。


 何でも、勇者たちを只今育成中とのことで、

教会は、育成資金を信者たちからの献金を強制している。


 魔法具装備では、ダンジョンに入れないから、

完全なるお飾りだろう。


 (魔法具は、ダンジョンコアに魔力を吸い取られてしまうため)


 そんな中、模擬戦をしていた兵士が怪我をしたので、

教会にポーションを貰いに行ったら、

現在品切れ中とか言ってくれなかったらしい。


 現在ポーション、魔石がものすごい勢いで値上がり中で、

どうも教会の奴ら、売り惜しみをしているみたいだ。


 こんなんで、秋の収穫祭が終わったら、本当に侵攻できるのか?


 これはひょっとしたら復権の機会チャンスかもしれない。

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