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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第八章 新魔王編
494/518

493 戒厳令10

 ドウデ・モイイ村を襲った、賤族の盗賊はびっくりしていた。


 「今話題の、王都の盗難事件の犯人は第一騎士団だったのか」

 

 「待ってくれ、それを持っていかれたらおらたち困る」

 「首と胴体が泣き別れになってしまう」


 「そんなことは知らねえよ」


 「頭領、この箱は魔封印されてますぜ」


 「そうだ、その箱は魔封印がされているから、開けることができねえ、

だから、その箱だけでも置いて行ってけれ」


 「そんなことは知るか、とりあえず全部持ち出せ」

 

 「ヘイ!」


 魔封印された箱の解除方法は、主に3つある。


 1つは、魔封印を掛けた本人か、解除方法を教えられたものが、

解除する方法。


 2つ目は、経年劣化によって封印が弱まるまで待つ方法。


 そして、3つ目は箱に掛けられている魔法を、吸収する方法、

つまり、ダンジョンに持ち込んで、暫く放置しておけば、

ダンジョンコアが、魔法を吸収してくれて、開けることが可能になる。


 問題は、ジンギギスタンには、ダンジョンがない。


 ここからだと、一番近いのは隣国のモルゴンダンジョンか、

上手く話しに応じてくれればいいのだが・・。


 「おう、おめえらトットと撤退するぞ」


 「ヘイ!」


     ★  ★  ★ 


 その頃の、次男ムンフエルデネ・アマラーは。


 「金の心配はするな、奴らから引き抜けるだけ引き抜け」

 「金の力がいかに、偉大か見せつけてやる、( ̄∇ ̄;)ハッハッハ」


 「アマラー様、一大事に、ございます」


 「どうした」


 「ドウデ・モイイ村が賤族に襲われました」


 「何だと・・・('◇')ゞ」

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