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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第八章 新魔王編
490/518

489 戒厳令6

 ダンジョン協会本部。


 「バリビューン理事長、ジンギギスタンからダンジョンマスターの、

依頼が来たって本当ですか?」


 「本当よ、全く、どの面立てて言って来たのか分からないけど・・」

 「ロンさんが、『もうすぐ動きがあるだろう』とか言ってたから」


 「詳しいことは、よく分からないけど、ジンギギスタンに、

大盗賊が入って、宝物庫の物を盗んだとか、噂が立っているわ」


 「大盗賊ですか・・、それでしたら情報通の、

星野さんの所に行って確認した方がいいですね」

 「僭越ながら、私が自ら行って確認してきましょう」


 「ダブラスさん、単に御馳走が食べたいだけでしょう」


 「そんなことはありませんよ」

 「ただ第六感で新作の甘味があると思うんですよ」

 「お土産も貰ってきますから、いいでしょ・・」


 「はあ、しょうがないわね、お土産忘れないでね」


     ★  ★  ★ 


 俺は、現在ホテルのステーキハウスで、秋の試食会をやっている。


 松茸の香り焼き、松茸ご飯、秋刀魚の生姜炊き込みご飯、

かぼちゃの煮物、さつまいもの大学芋、

そして今回の目玉の、モンブランケーキだ。


 モンブランケーキはマロンペーストを絞り出す機械を使って、

実演で出す予定だ、演出プロデュースとしては悪くないはずだ。


 俺が、マロンペーストを入れて絞って実演をしていると、

婦女子からは「おおー」と歓声が上がった。


 そして何故だか分らんが、ガエウ夫妻とダブラスさんが居た、

何という嗅覚の持ち主だ。


 マロンペーストは、茨城の笹間産を使っており、

正直滅茶苦茶美味い、ホテルの食べ放題で出すレベルを超えている。


 もちろん大好評だったのは言うまでもない。

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