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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第八章 新魔王編
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487 戒厳令4

 話は1つ戻って、ジンギギスタン国境警備隊。


 「戒厳令 ? そりゃ一体どうゆうことだ」


 「はあ、詳しいことは分からないですけど、

何でも王宮と教会の金庫に盗賊が入ったようで、

宝物やら魔石が盗まれたらしいんですわ」


 「バカなことを言うな、警備は厳重だし、

おまけに、二重の魔法障壁マジックシールドが掛けられており、

持ち出しは不可能なはずだ」


 「そう言われましても、おらたちにはわからないですだ」


 うーん、その話が本当だとすると、

今王都に帰るのは得策ではないな。


 暫くは、ここで新しい情報が入ってくるのを待つか。


 いや、この村だと、残った兵士が寝泊まりする場所が足りない、

隣に行けば、組合ギルドもあるし、空いていれば宿に泊まることができるだろう。


 飯を食い終えて、一休みしたら隣の町へ侵攻だ、

今から急いで行けば、夕方には町に着くだろう。


 ジンギギスタン国境警備隊は、強行軍で隣町まで着いた。


 門番兵に聞いてみたが、やはり同じようなことを言っていた。


 うーん、内部犯行に、ほぼ間違いはないがどっちだ、

第一皇子か第二皇子か、付く方を間違えるとお終いだ。


 組合ギルドに尋ねても、答えは同じだった。


 そこで俺は、組合ギルド長に、しばらくの間滞在を交渉した。 


 この情報は、賤族の残党にも伝わっているだろうし、

この町が攻め込まれる可能性がある、

実際、俺たちの守っていた国境の砦は、

落とされたことを伝えると、組合ギルドは喜んで応じてくれた。


 あの魔物使テイマーいが攻めてきても、

食料はあるから籠城で持ちこたえられるだろう。

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