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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第八章 新魔王編
486/518

485 戒厳令2

 絶賛逃走中のジンギギスタン国境警備隊。


 「ふう、ここまで逃げれば追ってはこないようだな」

 

 「隊長、腹減りましたよ、どこかの村で飯食いましょうよ」


 「そうだな、確かこのすぐ先に村があったはずだ」


 「でも、あの魔獣使ティマーい、今頃怒っているでしょうね」

 「占領してみたら、金も食料も無いんですから・・」


 「そこまでは、こっちは知らんわ」


 ジンギギスタン国境警備隊が、村に着くと村人はびっくりしていた。


 「あれ、軍人さん、何かあったのですか?」


 「いや、ちょっと訳があって、王都に戻るところだ」

 「食事がしたいので、飯屋に案内してくれるか、金はある」


 国境警備隊は分散して、飯を食っていた。


 「どうやら、国境の砦を放棄したのは、知れ渡っていないようだな」


 「そうですね、しかし、あの魔獣使ティマーい、何だったんですか?」

 「一人で、あんなに沢山の魔獣モンスターを、

連れているなんて聞いたことないですよ」


 「それよりも、あの魔獣モンスターの強さ、尋常じゃないぞ」

 「急いで王都に帰って報告せねばなるまい」


 「ひょっとしたら、あの魔獣使ティマーい、魔王なんじゃないですかね?」


 「うむ、あり得るな、もしそうだとしたら合点がいく」


 「よし、飯を食い終わったら、隣の村まで行くぞ」

 「今から行けば、夕方には村に着くだろう」


 国境警備隊が、次の村に着くと、村人が警戒警備をしていた。


 「どうした、何かあったのか?」


 「王都から、戒厳令が来た、理由は全く分からねえ」

 「あんたら、それでこの村に来たんじゃねえのか?」


 「戒厳令? オイオイいったいどうなっているんだ?」

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