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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第八章 新魔王編
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479 ジンギギスタン6

 ジンギギスタン王城で盗難があった同じ頃、

ジンギギスタン国境の砦で問題が発生した。


 「料理長、俺は食いっぱぐれが無いて言うから、

軍に志願したのに、前戦でこれはないよな」


 「そう文句を言うな、儂も苦労して無いもので作っているんだぞ」


 「そうだったな、愚痴を言ってすまん」


 「しかし、辺境伯と中央のいざこざはなんとかならんのか?」

 「お互いが、この砦の分は、辺境伯が出せとか、

いや、中央からの出兵だから中央が持てとか、言い争いをしているし」


 「このまま、追加がこないと1週間で食糧無くなるぞ」


 「そうだな、それは困るな」


 「ん? 料理長、何か俺の前から食糧が消えたように見えたんだが、

気のせいか?」

 

 「いや、気のせいじゃないぞ、食糧がドンドン消えていく」

 「こりゃ、どうなっているんだ?」


 「とりあえず、隊長に連絡してくる」


     ☆  ☆  ☆  


 「た、隊長大変です!」


 「どうした、そんなに息を切らして、難民が攻めてきたか?」


 「いえ、し、食糧庫の食料が突然消え去れました」


 「はあ? 盗賊でも入ったのか?」


 「いえ、目の前から忽然と消えました」


 「そんなばかな、よし食糧庫に行くぞ」


     ★  ★  ★


 「本当だ、もぬけの殻だ、まさか商人とかに横流ししたんじゃないだろな?」


 「そんなことは、しませんよ、料理長と俺で食糧の在庫を見ていたら、

本当に忽然と消えました」


 「取りあえず、総出で食糧を探すぞ!」


 つづく。

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