473 新魔王2
「それで、新魔王の復活の話は分かったが、
黒猫のタンゴさん、それでどうするの?」
「それで困っておりまして、星野さんに、
ご相談をしたいなあーと」
「ダンジョン協会には連絡入れた?」
「あ、これから入れます」
「タンゴさん、ダンジョンの拡張は?」
「今2層目を増築中です」
「見てきたけれど、あれ食堂と休憩室じゃん」
「魔物も増えてないし・・」
「う、これから徐々に増やしていく予定です・・」
「はあ・・あんまり俺に期待してもらっても困るんだけど」
「そんな、星野さん何とか頼みます・・特選海鮮丼御馳走しますから」
「それ、俺が作ってやったやつじゃん」
「まあ、しょうがない、教会の話が正しければ、
攻めてくるのは、他の仲間が揃ってからだな」
「これから収穫の時期だから、仲間が揃うのは収穫が終わってからか」
「どうせ勇者は、美形なんだろ」
「よくご存じで」
「それと、アリダリア共和国の騎士団はどうしているのだ?」
「現在パローロ村に拠点を作るべく、準備をしています」
「こっちの応援は?」
「この間応援に来てくれた、仲間にまた頼めばよかろうと・・」
「ただ、有事の際は、俺らも助けに来ると獣人の方々が」
「まあ乗り掛かった舟だ、俺も有事の際は駆けつけよう」
「よろしくお願いします」
はあ、帰ったらモンちゃんと相談だな。