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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第七章 ドラゴン夏祭り
471/518

470 怒髪天の公爵

 その頃、ルガトルポ公国スボン州公爵領主、

モウラシア・ミグエルは、怒髪天で怒り狂っていた。


 「なぜうちが、ヤシリギ共和国の支援をしないといけないのだ!」


 ロペス・ペドロ筆頭執事が答えた。


 「ヤシリギ共和国と同国は、同盟協定を結んでおり」

 「今回は、いたし方ないかと・・」


 「まあよい、それでいかほど支援をしろと言ってきておるのだ?」


 「義勇兵か献金かの、どちらかで支援をしろと言ってきております」

 「義勇兵ですと500人、献金ですと10億ドラちょっとになります」

 

 「10億ドラだと、バカも休み休み言え」

 「よし義勇兵だ、じじばばを500人送り込んでやれ」


 「それが、義勇兵は16歳から25歳までの男子と指定されており」

 「それだけの若者が抜かれると、かなりの痛手です」

 

 「それに、母国の為にとか言う志願兵はいないでしょうから、

死地に赴かせる訳ですから、最低で月50万ドラ位の給金は必要かと」


 「それだと幾ら位掛かる?」


 「安く見積もって2億5千万ドラでしょうか?」


 「強制徴兵はできないのか?」


 「おそらくは、逃げ出すかと、それに王家より強制徴兵は禁止、

あくまでも志願をしてきた義勇兵でお願いしたいと、

言ってきております」


 「ヤシリギ共和国に立て篭もっている、賤族が3千人」

 「うちの人口50万人の1%で5千人」

 「ヤシリギが20万人の1%で2千人」


 「合計7千人をもって、賤族と戦うつもりだと思われます」


 「ヨン様に、ご出馬願うことは出来ないのか?」


 「今の現段階では無理かと」


 「分った、義勇兵を集める方向で動いてくれ」

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