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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第三章 キョウからアースへ
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046 何しに来たんだ

 コンコン、ドアをノックする音が聞こえた。


 「どうぞ、空いてますよ」


 「失礼します、あれ何かいい匂いが・・」


 「コーヒーを飲んでいたんですよ」

 

 「コーヒーですか、そんな高価な物を・・」


 ちなみに、コーヒーはもこの星にもある、

ただ赤道の近辺コーヒーベルトでしか栽培できない、


 転移装置で、取り寄せれば可能かもしれないが、

魔石に見合う物ではなく、高価になってしまう。


 「いえ、全然食事に、いらっしゃらないので心配になって・・」

 「あれ、机に乗っているそれは何んですか?」


 あ、しまった、食べようとして出した、スライスソーセージ&チーズ・フォカッチャと、

ハーブバターチキン・石窯フィローネが見つかってしまった。


 「ああこれ、この間外に出た時に、買ってきたんだ」


 「そ、そうなんですか、美味しそうですね」

 

 やばい、美味しそうですねは、女性にとって、私も食べてみたいですの同義語だ。

案の定、サンドイッチを穴が空くほど凝視している。


 まあ、これから俺がやろうとしている事からしたら問題ないか。


 「まだ有りますから、お一ついかがですか?」


 「え、いいんですか?」


 彼女は、サンドイッチを受け取ると、一目散に消えていった。


 いったい彼女は何をしにきたんだ?


 あ、そうだ、そろそろセルゲイさんにも、お土産もって行かないと。


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