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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第七章 ドラゴン夏祭り
467/518

466 南国会議

 ルガトルポ公国とヤシリギ共和国の各諸侯に、

支援要請が来た。


 今我々南部諸侯は、国をまたいで迎賓館で会議をしている。


 「それで我が国のオソン・パウロス8世はなんと言っているのだ」


 「今分っているのは、ジンギギスタンと元大三元からの、

移民はこれ以上受け入れられない」

 「場合によっては、武力を持しても排除するということだ」


 「人及び金品等の支援は、いずれお願いするが、

中身までは決まっていないということだ」


 「それは、我が国のルイ・パトリシア14世からも、

同じような勅命が来ている」


 「別に難民の流入は、北だけではない」

 「実際、うちの領地にも、僅かながら、

ジンギギスタンからの難民が来ている」


 「舞踏会とか頻繁にやっている余裕があるのなら、

難民を追い返せってもんだ」


 そこで、ヤシリギ共和国リンド郡子爵領主、マーキ・コルゴスが、

変なことを言い出した。


 「実は、星野殿にお願いがあるのだが、

いざという時には、魔物モンスターをまた貸してくれないか?」


 ん? そういえば前回じじ、ばばを大三元が押し付けた時は、

うちのモンちゃん達が暴れたんだっけ。


 「あれのおかげで、うちのリンド郡には強い魔物モンスターがいると、

噂になっており」

 「それを嫌ってか、元大三元帝国からの難民は来ていない」


 おお、一応抑止力には、なっているのね。


 「分りました、その時には善処して考えます」


 その後も、喧々囂々《けんけんごうごう》だったが、

両王家の出方待ちということで、お土産を持って帰ってもらった。


 当座は、お土産、1000万ドラで凌いでもらおう。

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