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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第七章 ドラゴン夏祭り
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463 インブラの宿屋

 水着大会も終って、一段落したのだが、

インブラ郡、ガエウ侯爵の領地に置いて来た、

インフラをどうするか思案をしている。


 当初は撤退を考えていたが、なにを考えてか、

うちの領主様は存続を頼んできた。


 寄宿舎を宿屋として運営するための、電気、水道、

ガスも、すべて供給できる、問題は食料の調達だ。


 王都に近いこともあり、肉はすべて高い、

しかも、不味いわ、硬いわ、鮮度は最低。


 ダンレンジで支援もできるが、

恒久的な解決策とはいえない。


 基本、地産地消がいいと思うが、

物流が確保されていないとかなり厳しい、


 とりあえず、調理場だけ作ってやって、

後は丸投げで、向こうにお任せするか・・。


 そうそう、インフラシステムを、

ガエウ一家に一通り見せてやったら、

口を開けっ放しで驚いていた。


 一応向こうに、寄宿舎を宿屋にするのにあたって、

希望を聞いてみた。


 「宿屋の部屋を向こうの様に、豪華に出来ないのか」

 「風呂も、同じようにして欲しい」とか注文が多かった。


 あげくに、「料理も向こうと同じものが出したい」とか、

要するに貴族専用の宿屋を作ってくれという物だった。


 一言も地元の物を利用した、宿屋の運用法は出なかった。


 売り上げは、すべてアレーナ領主に渡すのだから、

向こうと同じ物を提供しろと言う趣旨だった。


 もし俺が、ガエウの立場だったら、家賃はタダ同然で、

自分たちが利用し、たまに知人の接待に使うだろう。


 ここを、宿屋として使うなら家賃を定額でこちらで決めるか、

月額でリース契約とかした方がいいかもしれない。

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