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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第七章 ドラゴン夏祭り
462/518

461 水着大会決勝4

 本日は、水着大会の決勝だ。


 今朝設営した、貴賓席には簡単な机と椅子がある。


 特に呼んだ訳ではないが、ドラゴンのロンとヨンが、

来賓して来ているので、顔つなぎの為に、近隣の貴族が来ている。


 もう水着大会も6回目とあって、色々な常連が来ている。


 くじ引きで、ステージの順番が決められ、

自分の贔屓の女性が出るたびに歓声があがる。


 なんと驚いたことに、普段は頭を下げることをしない貴族が、

 「娘をよろしくお願いします」と頭を下げていた。


 どこかの国の、選挙の時だけ頭を下げるのに似ている。


 タチアナ学園の、子供たちと親は、タチアナお嬢様と、

ラザロウお嬢様は、半分づつ投票することで話がついたみたいだ。


 もちろんアレーナの商工会及び取引先は、

全面的に、タチアナお嬢様を支持しているみたいだ。


 一方サリラの商工会は、ラザロウお嬢様を支持しており、

このまま行けば、下馬評通りになると思われる。


 穴は、王都から派遣されてきた、美少女のシルバ・ベチナさんが、

どこまで票を集めるかである。


 ビーチ臨時職員アルバイトの2人は、一本化出来ていれば、

勝負になったと思うが、かなり苦しい。


 タチアナ学園の職員たちは、棄権するかと思われたが、

あまり少なくなると、盛り上がらないので出場はしてくれるみたいだ。


 順調に各自紹介が進んでいった時に事件は起きた。


 ビーチ臨時職員アルバイトのオリベイラが、挨拶で頭を下げた時、

ブラが外れて、ポロリをしてくれたことだ。


 観客の歓声が凄かった、ちょっとわざとらしかったが、

ポロリでエリクサーガ貰えるかもしれないならやる価値はあるか。


 しかし、残念ながら組織票には届かず、結果はタチアナお嬢様が優勝、

ラザロウお嬢様が準優勝、3位がシルバ・ベチナさんだった。


 ポロリをしてくれ、盛り上げてくれたオリベイラさんには、審査員特別賞として、

セブンスターダンジョン飲食券50万ドラゴンを進呈することにした。

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