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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第七章 ドラゴン夏祭り
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457 新しいダンジョン?

 ルガトルポ公国インブラ郡で騒動があった。


 王都マドーラとインブラ郡の国境くにざかいに、

なにやらダンジョンらしきものあるという物だった。


 「領主さまは、ご在宅でございますか?」


 「どうした、アンドレイ何かあったのか?」


 「実は、国境くにざかいに、ダンジョンらしき物を発見しましただ」


 「何? ダンジョンだと?」


 「兄上、それでしたら、例のダンマスが、

作っていたやつじゃないかしら」

 

 「そんな奴いたか?」


 「ほら、凄く美味い食事を作って、時計をくれていったやつ」


 「ああ、父上と母上が遊びに行っている、あのダンマスか」


 「なんか、ドラゴン夏祭りの間だけ、

領地を貸してくれとか言ってたわ」


 「まあ、念の為に確認に行ってみるか」


 確かに、確認に行ってみると、そこには地下に繋がるような階段と、

閉ざされた扉があった。


 「ふむ、鍵が掛かっていて、中には入れんか」

 「でも、これはなんなのだ? ロン様のお膝元で、

ダンジョンを作っても、マナが枯渇して何も出来んぞ」


 「まあいい、害はなさそうだし、帰ってきてから問いただしてみるか」


 「お兄様、それは無理ですわ、当分戻ってこないでしょうから」

 「このわたくしが、迎えに行ってきますわ」


 「いやいや、わざわざ姉上が迎えに行かなくても、

僕が迎えに行ってきますよ」


 「じゃあ、皆で行きましょうか、兄上には美味しいお土産を買ってきますわ」


 「おい、なんで皆セブンスターとかいうダンジョンに行きたがるのだ!」


 「ふふふ、それは秘密です」

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