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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第七章 ドラゴン夏祭り
453/518

452 誘拐犯

 俺たちは、アゾレス民主革命同盟だ。


 モットーは、恵まれない人へ恵まれた人から、

金品を貰い受けるだ。


 今回は、恵まれているお嬢様から、

恵まれていない我々金品を貰い受けることだ。


 え、それってただの人攫ひとさらいなのではと、

一般人は思うのであろうが、志が高ければそうではない。


 「さすがに、ギルド前では、さらうのは、

難しそうだな」

 

 「なぁに、やつらガエウに世話になっているみたいで、

街の外に出た時が、絶好の機会チャンスだ」


 しばらく待ってみると、男女3人と合流をした。


 「おい、ちょっと強そうな男が1人いるな」

 「大丈夫か?」


 「もう一人の方は、お嬢さんたちから怒鳴られているな、

ありゃ弱そうだ」


 「女の方は、ギルドで見た気もするが、確か下級のはずだ」


 「よし、外に出たら、強そうな男を誘き出し、

その隙に、お嬢様たちを拉致しよう」


      ★  ☆  ★


 「付けられてますね、相手は3人ですか?」

 「おそらく外に出たところで襲ってくる算段かと」


 「なんとなくは分ったんだけど、気配マナ薄くて、

よく分らなかったわ」


 「言い訳されても困るから、襲ってきたところを、

一網打尽でいいかな?」


 王都の外に出てしばらくすると、予想通り襲ってきた、

ちなみに、ジョアン・マリオとかいう色男は脱兎のごとく逃げ出した。


 つづく。

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