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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第七章 ドラゴン夏祭り
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451 逆玉の輿2

 私ジョアン・マリオは諦めの悪い男だ。 


 まだ機会チャンスはある、武闘も魔法も駄目だが、

容姿には自信がある、タチアナ姫を絶対に口説いてみせる。


 その頃タチアナ姫は、超不機嫌だった、

理由は何人もの下級貴族が我こそはと言い寄って来たので、

かなりうんざりしている。


 中でもひどかったのが、お帰りくださいと言ったら、

 「南国の田舎貴族が付け上がるなよ」と言われて、

 切れる一歩手前だった。


 店から出たタチアナ姫は、待ち合わせのギルドに、

向かおうとしたら、また声を掛けられた。


 「おお、なんてお美しい」

 「まるで女神様のようだ」


 「ご挨拶が遅れました」

 「私ジョアン・フェルナンデス準男爵の次男、

ジョアン・マリオと申します」

 「タチアナ姫よろしければ、お話などいかがかと」


 タチアナ姫は、めんどくさいので、無視をして、

スタスタとギルドに向かって歩き始めた。


 ジョアンも諦めまいと、一緒にギルド前まで付いて来た。


 ギルド前に着くと、ガエウ侯爵とラザロウ姫がもういた。


 「あれ、そいつ私を間違えてナンパしたやつじゃねえか」


 「え、そうなの?」「さっきから横で」


 「私はあの他のためなら死ねます」

 「命を掛けて、あなたを守り通して見せます」

 「とか煩いのよ」


 「星野さんはまだ来てないみたいだから、待ちますか」


      ★  ☆  ★ 


 「獲物が揃ったようだな、この王都で子供連れで、

護衛も付けないとは、バカだな」


 つづく。

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