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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第七章 ドラゴン夏祭り
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448 料理人ジョエル

 私の名は、ジョエル、ガエウ侯爵家で、筆頭料理人をしている。


 私は、マルチナ奥様と一緒にセブンスターダンジョンに来た。


 噂には聞いていたが、来てみてびっくりだ、

ちょっと暑いが、町並みはとても綺麗で清潔そうだ。


 なにより、蚊や蝿がまったく飛んでいない、

これは南国特有のものなのか?


 旦那様に連れられて、ダンマスに挨拶をした後、

居酒屋とかいう、酒場にやってきた。


 この店は、前に貴族と一般人が紛争トラブルがあったみたいで、

紛争トラブル防止の為に、個室が用意されている、

ちなみに、ロン様やヨン様が良く利用されるとか。


 個室に通された我々は、まず目的の牡蠣フライを注文した、

先ず飲み物を聞かれたので、旦那様はビールとか言うのを注文した。


 ビールとかいうのが来たので、皆で飲んでみると、

冷たくて、普段飲んでいるエールの何倍も美味かった。


 「どうだ、ジョエル美味いだろう」


 「はい、とても、でも南国でなぜこのような冷たいものが?」

 「魔導士がいて、冷やしているのでしょうか?」


 「それは、ここのダンマスが作ったダンレンジに秘密がある」


 そこへ、頼んでいた牡蠣フライがやって来た、

まだ頼んでから、数分しかたっていないのに来たということは、

事前に作り置きをしておいたものなのか?


 「ジョエル熱いから、気をつけて食べるように」

 「食べる時は、そこにある、タルタルとかウェスターをつけると美味い」


 「タルタル?ウェスター?」


 「その白いやつがタルタルで、黒いのがウェスターだ」


 旦那様に言われて、恐る恐る食べたら、

確かに熱く、とんでもなく濃厚で美味かった。


 「こっちの酒と合わせてみるのも面白いぞ」


 つづく。

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