表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第七章 ドラゴン夏祭り
447/518

446 インブラの宿屋

 今俺は、あまり気分がすぐれない、

なぜなら、うちの領主がインブラに、

宿屋をやる事を許可したからだ。


 飛び地は、管理がしずらいからだ。


 なんで許可をしたのか、理由が不明だ、

それに、あそこは臨時の宿屋として作ったので、

調理施設とかがない。


 向こうで、調理して宿泊客に出すのは問題ないが、

あのガエウのことだ、こっちで出してる料理を、

出して欲しいと言って来る筈だ。


 噂をすれば、ガエウがやって来た。


 「星野殿、カトリセンコウなるものを貰い受けに来た」


 「あ、それでしたら、そこに100箱用意しました、

説明は、そこの紙に書いてありますので、

お持ち帰りください」


 「おお、結構あるな、それで相談なのだが」

 「せっかく向こうで宿屋を開くのだ、

何か目玉が欲しいと思うんだが何か良いものはないか?」


 「さあ、特にはないと思いますよ」


 「私の領地は、海産物が名物でな、特に牡蠣とサーモンが有名だ」

 「この間、居酒屋というところで、牡蠣フライというのを食べたのだが、

すごく美味かったのだが、あれを名物にしたいのだがどうだろう?」


 キタ━━━━ヽ(゜∀゜ )ノ━━━━!!!! キター、

自称食通は、どうやって作られているのか知りたがる、

しかも調理法レシピを教えろときたもんだ。

 

 「作り方は、超機密事項です」

 「それに、教えたとしても、牡蠣の火入れは、

職人の腕が必要なので無理です」


 「それは、大丈夫だ、うちの領地には、

腕の良い料理人が五万といる」

 「すぐに、火入れも収得できるはずだ」


 「それでしたら、その料理人を呼んで、牡蠣フライを食べてもらえば、

どう料理したものか分ると思いますよ」


 話は物別れに終ったが、引き下がる玉ではないだろうな。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ブクマ・ポイント評価お願いしまします!
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ