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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第七章 ドラゴン夏祭り
439/518

438 武闘大会予選

 ガエウ侯爵のインブラ郡に来て分ったことがあった。


 そう夏なので、虫がいるのである。


 セブンスターダンジョンは、蝿も蚊もいない、

周りに森林がないのと、残り物がすべてダンボックスによって、

マナによって変換されていて、清潔なためだ。


 実は、セブンスターダンジョンでの、噴水に使われている水は、

家庭に流されている水と同じで、ろ過によって不純物を除去した後、

塩素を注入することによって殺菌消毒している。


 話は変わって、本日は武闘会予選だ、

うちからは、元勇者一行の戦士、チェンシーが出場する。


 実は彼、戦士ながら盾役もこなせる、もう死んでしまったが、

勇者が目立ちたがりやだったので、裏方に徹していたみたいだ。


 俺が「どう? 予選はいけそう」と言うと。


 「新人戦を見る限りは、大丈夫だと思いますよ」


 こうして、武闘大会の総当たり闘戦が開始された。


 観客の中には、元大三元帝国の人間もいるようで。


 「おい、あいつ勇者組織パーティのチェンシーじゃないか」


 と、結構名が知られているみたいである。


 重装歩兵みたいのが多い中、速さ《スピード》で相手を翻弄していた、

どうやら、手の内は見せないようだ。


 しかし、こっちの方が景品が良いとはいえ、新人戦より弱い奴が、

多数参加していたのには、びっくりだった。


 当然チェンシーは、予選を通過した。


 こちらも、強敵は王都騎士団副団長の奴だろう、

騎士団長は、もう高齢と腰を痛めているそうで、

今は彼が実質取り仕切っているらしい。


 うちのチェンシーとは対照的に、力で押し切るタイプのようだ。


 明後日の決勝戦が楽しみだ。

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