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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第七章 ドラゴン夏祭り
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435 新人魔導大会

 俺と戦士チェンシーと魔法使いユンケは、

新人魔導大会を見に来た。


 安い席は、もうなかったが、高い席は、

まだ残っていたのでそれを買った。


 新人戦の種目は3種目、

距離10m固定の的に、魔法を当てる。

距離25m固定の的に、魔法を当てる。

距離25mの動く的に、魔法を当てる。


 というものである。

それぞれに点数があり、得点の多いものが午後の決勝に行く。


 的は、ボーリングのピンみたいな形をしていた。


 10mなら楽勝なのかと見ていたら、新人戦だからか、

外すやつが続出、思わず仰け反ってしまった。


 「おい、ユンケさん、こんなにも外すの?」


 「私でもたまに外しますけど、もうちょっとましですよ」


 25mの標的には、当たれば歓声があがり。


 25mのピン投げにおいては、全然当たらないし、

一部の魔法使いにおいては、マナが枯渇したのか降参ギブアップしてるし。


 正直、何これ?の世界だった。


 「これ、午後の魔法破壊戦見る価値あるのか?」


 「折角の一日券ですから、見ておきましょうよ」


 「そうだな、食事でもしながら待つとするか」


 俺たちが、ハンバーガーやらポテトを食べていたら、

羨ましそうな視線が痛かった。


 午後の魔法破壊戦は、水に濡らした藁人形を、

どれだけ壊せるかの魔力勝負だ。


 ほとんどの魔法使いが、ファイヤー系で挑んだが、

濡れた藁人形を燃やし尽くすほどの人はいなかった。


 本選もこれなら、優勝は間違いなしだ。

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