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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第六章 夏祭り編
424/518

423 奴隷商人再び2

 セブンスターダンジョンは、通常の正門と、

商家等の利用する、商用門がある。


 もちろん、俺たちが利用するのは、商用門だ。


 俺たちが、商用門で入管の書類に必要事項を書いていると、

横から声が掛かった。


 「あれ、奴隷商のドレイドさんじゃないですか」


 なんか、向こうは俺のことを知っているみたいだが、

俺は、こんな男に見覚えがない。


 「あのう、失礼ですがどちら様でしょうか?」


 「あ、この間奴隷として連れて来てもらった、

カルロスですよ」「覚えてませんか?」


 ん、確か前回奴隷として連れて来た中に、

そんな名前の奴がいたようだったが、

伝説の宣教師、ザビエルのように、頭のてっぺんが、

禿げていたはずだが・・。


 「前回、連れて来た者に、その方もいたと思いますが、

ご親戚の方ですか?」


 「ハハハ、違いますよ、本人ですよ」

 「ここの、ダンマスに魔改造とかいうのを施されて、

頭の髪の毛とか、腰の曲がりとか去勢されたんですよ」


 「えーー、本当なんですか?」


 「上級ポーションを2本使ったので、

その分は借金に上乗せらしいですけど、

すごく良質な上級ポーションだったので、

これ、この通り、元気いっぱいですよ」


 うそー、あのダンマス、奴隷に上級ポーション使ったのかよ、

それも2本もだと、何考えているんだ?


 「そうそう、一緒に来た前歯の無かったシルビアさん、

もう別人のように、美人になっていますよ」


 どうも、あのダンマスには常識は通じないらしい。


 そうそう今度変身をしたという彼女にも会って確認してみよう。


 つづく。

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