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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第六章 夏祭り編
415/518

414 戦後処理

 「で、動けなくなったこいつら、

マスターどうするんですか?」


 「大三元帝国の人間だから、向こうに帰ってもらおう」

 「ちょうど、前に、じいさん、ばあさんを強制送還した、

魔法陣の場所分かるから、そこに送り込んでやろう」


 「こいつらに、人徳があれば、誰かがエリクサーとか、

飲ませて治してくれるだろう」


 「そ、そうですね」


 「じゃあ、そこに転送の魔法陣張るから、

そいつら放り込んでね」


 放り込まれた、四暗刻たちは消え去って行った。


 「マスター様、今回は誠にありがとうございました」

 「このような形で意趣返いしがえしができたことに感謝します」


 「そう、よかったね」


 「しかし、あのような新兵器を持っていたのは侮れませんな」

 

 「新兵器? 何?」


 「あの、臭い爆発弾ですよ」


 「ああ、あれね」


 う、あれ作ったの俺ジャン、ちょっと不味いな。


 「折角勝ったんだから、祝勝会でもやろうか」

 「奮発して、ちょっといい肉出してあげるよ」


 「え、本当ですかい、やっぱりマスターは最高だ!」


 その横で、まったく出番のなかった魔王さんが、

ボーーと佇んでいたので、後で元気付けてやろう。


      ★  ★  ★ 


 その頃、元大三元帝国では。


 「おーい、こんなところで人が行き倒れているぞ」

 「とりあえず、詰め所には連絡しといてやるか」


 その後の、四暗刻の行方は誰も知らない。

 

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