408 元魔王軍VS四暗刻2
俺は、急遽モンスターハウスにやって来た。
「おーい、チャンチングウたちいる」
「はい、なんでしょうマスター」
「例の刺客に会って来たよ、明日ダンジョンで、
待ち伏せをして、俺を亡き者にするらしい」
「で作戦はどうする?」
「なんでも、俺は超弱そうで楽勝とか言われたからなあ」
「マスターからマナの供給を受けている我らなら、
マスターの強さは分りますが、一般的にはそのように見えますから」
「こっちは、明後日の水着大会と中華の開店があるから、
とっとと片付けたいんだよね」
「明日の午後8時にダンジョンから出て、
モンスターハウスに向かう途中で襲われるでどう?」
「よろしいと思います」
「じゃあ、とりあえず気配消滅の結界張っておくね」
「後は、俺が襲われたら、飛び出してきて助けてね」
「え、助けるんですか?」
おいおい、助ける気は無かったのか? まあ助けてもらう必要もないんだけど。
「うん、そう、やーらーれーたーやるから、よろしくね」
「分りました」
「それと、あいつら弱そうだったから、ちゃんと手加減してよ」
「分っております」
つづく。