407 元魔王軍VS四暗刻
俺たち、四暗刻は、昼間の美味かったピッツァ屋、
とかいう所に、夕方またやって来た。
目的は、どんな酒が飲めるのか楽しみだ。
店内が一杯だったので、外の席に案内された、
手招きで酒を飲みたいと表すと、分ってくれたようで、
ビールとかいう酒と、ピッツァを持って来てくれた。
俺たちは、ビールとかいう酒を飲んだ。
「うわ、これ冷たくて美味い」
「このピッツァとかいうパンにも良く合う」
俺たちが、料理に舌鼓を打っていると、
料理屋の店長みたいのが、若い男と談笑をしている。
店長見たいのが頭を下げているところをみると、
貴族なのだろうか?
追加のビールを持ってきた、店員に指差して聞いてみると、
ダンジョンマスターとか言っていた。
「おい、今、店員ダンジョンマスターて言っていたな」
「うん、私にもはっきりダンジョンマスターて聞こえた」
「そうか、やつがここのダンジョンマスターの星野か」
「皆、顔は覚えたな」
「ああ、この辺にはいない黒髪だから分り易い」
「しかし、見た目凄く弱そうな奴だな、これなら仕事も楽勝そうだ」
「今日は、酒が入っているから、決行は明日だな」
「明日、ダンジョンから出てきたところを一撃離脱だな」
「よし、明日の成功を祈願して、前祝だ、飲もうぜ!」
★ ★ ★
あいつらが、俺に送られてきた刺客か、
あまりに、マナの気が弱すぎて、分らんかったわ、
まあ、聞き耳を立てていたので、話は聞こえましたよ。
弱そうで悪うございました。