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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第三章 キョウからアースへ
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039 地球で資金稼ぎ

 さあ、これで軍資金はできた、

あとは一攫千金を求めるならば、やっぱアレでしょ。


 ギャンブル、幸い日本は、大きい町には必ずギャンブル場があるし。


 ということで今日は日曜日、せっかくの休日なのに、

一所懸命働く動物たちに会いに来ました。


 そう、その名も競馬場、場外馬券場でも馬券は買えるけど、

それだと、こちらのやりたいことができない。


 なにをするのかと言うと、弱い馬を魔法でブーストしてやって、

いわゆる大穴といわれる馬券を買いまくり、一攫千金を目論む手段です、ハイ。


 ブーストの魔法は、惑星キョウでも、ほとんど使える人がいません。


 ラノベだと簡単に10倍になったとか書かれていますが、

そんなことしたら、筋肉やら心臓、つまり体もたないでしょう


 で僕のやろうとしているのは、強制磁場による、素粒子の活性化です。


 物質の元ともいえる素粒子は強制磁場を作ることによって、活性化します。


 強制磁場は、僕の持っている、いわゆるパーティクルコピーで、

座標を指定してやることで可能です。


 つまり馬全体に磁場を掛けてやり、筋肉には活性化を、

そして心臓等負担のかかるところには、逆に非活性化してやれば、

ブーストはできます。


 ただ倍率を高くすると、熱を発生し長時間の稼動はきびしくなります、

わかりやすく言うと、運動をした人が筋肉が熱くなるあれですね。


 競馬の前座のレースは距離がどちらかというと短いです。


 たとえば距離1200mのレースでは、倍率を1.1倍にするだけで、

その時の馬の力がまったく同じなら、ブーストを掛けた馬は1320m

つまり120m先にゴールすることになります。


 もちろん強い馬、弱い馬がいるわけで、

今回はその中でも、特に弱い馬にブーストを掛けるわけですから

大差でいつも負けている馬には、倍率1.1倍では、万全ではないかもしれません。


 まあ、今回は安全策をとって倍率1.2倍ぐらいにして、

あとは流れをみて様子見でやっていくつもりです。


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