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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第六章 夏祭り編
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370 候補生

 最近俺は、ダンジョンコアの連絡を見るのが憂鬱だ。


 公爵のところからは、早くダンレンジよこせとか、

商品を安く売れとか、相変わらずうるさい。


 無視をしていたら、「コラ無視するな」みたいのもきてるし、

困ったもんだ。


 今日は、それでもいやなのが2件きていた。


 1件は、来週の水着大会に、ロンとヨンそれとバリビューンさんが、

来るらしい、なんか最近毎週来るな。


 もう1件は、セルゲイさんのところからだ、

何でも、モンスターの数が多いので、余裕があったら弁当の数を、

増やして欲しいという、おねだりだった。


 まあ、同郷のよしみもあるし増やしてやるか。


 そんな時、病院の院長が相談があると言ってきた、

なんでも、盲目の冒険者が難民として来たらしい、

そうエリクサーの使用許可だ。


 とりあえず、俺は病院に行ってみることにした。


 行って見ると、2人の男女の冒険者がいた、

ダンジョンで、彼女を守るために目に毒をもらい、

処置が悪かったのか、失明してしまったそうだ。


 なんでも、うちの噂を聞いて来たらしい。


 普通失明をすると、こっちでは、ほぼ旅はできない、

環境が変わってしまい、空間を把握できなくなるためだ。


 俺は、エリクサーの使用許可を出した、但し、

実際に使われるところを、俺も見たことがないので立ち会うことにした。


 結果は、ちゃんと目が見えるようになったみたいだ。


 周りからは、見ず知らずの人間に使うとは、信じられないとか言われた。


 もちろん、当の本人たちからもお礼は言われた、

なんでも剣士と魔法使いらしい。


 ん、魔法使い? ちょうどドラゴン祭りの為に、魔法使い欲しかったんだよ、

貸しもあるし、きっと協力してくれるだろう。

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