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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第六章 夏祭り編
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358 新たな奴隷

 「あのー、私たちそんなに高く買ってもいいんですか?」


 「私たちほとんどが、100万ドラ以下で売られたので、

大損だと思いますが・・」


 「別に構わんさ、1年間一生懸命に働いたら、

借金奴隷から開放してやる」

 「それより、そこの彼女の足を見せてみろ」


 「ああ、これ骨折しているなあ、

しかも処置、悪かったのか化膿している」


 「私の妹なんですけど、助かるのでしょうか?」


 「助かる? 骨折くらいなら上級ポーションで一発だ」


 「でも、私達そんなお金ありませんし」


 「金のことは気にするな、とりあえず病院に行こう」


 「ベッドが空いていればいいが、空くと、

すぐ妊婦が駆け込むからなあ・・難しいか」

 

 実は、前に作った病院が、常時一杯のため、

第2病院を作ったのだが、無料のため、そっちも結構一杯だ。


 「とりあえず行ってみるか、おねいちゃん、妹おぶれるか?」


 「はい、大丈夫です」


 「よし、じゃあ行くか、そっちに着いたら、飯だ」


 行ってみたら、空きベッドがあった、彼女を横たわらせると、

上級ポーションを飲むように指示した。


 「これを飲むと、半日くらい体を直すのに時間が掛かり、

寝ることになるから、よろしくね」


 「わかりました」


 「他の人は、これ飲んでね」


 「これは?」


 「中級ポーション、免疫とか体力とか落ちているから、これで回復」

 「こっちは、眠くはならないから、飲んだ後に食事だな」


 病院には、人気の理由がもう一つある、

ホテルの豪華弁当と同じ物がほぼ出るのである。


 本来は妊婦とか病人にに、栄養を取って貰う為だったが、

なぜか擦り傷程度の一般人も食事をしている。


 タダだからと言って、遠慮はないらしい。


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