338 大三元帝国の崩壊2
禁衛府の禁軍は、近衛府の将校を国家反逆罪のもと、粛清をした。
とりあえずは、内政の建て直しが最重点である。
喧嘩別れをしてしまった、他国との国交も回復しなければならないし、
課題は多すぎる。
魔石とかポーションとかは、「ナイナイ」と近衛府の奴らは言っていたが、
結構溜め込んでいやがった。
さすがに世界1位だっだけあって、美術品とかは一杯ある、
ただ売るとなると、足元をみられて二束三文になる可能性がある。
とりあえず暫定政府を立てないといけない、
特に今回の勝利の立役者の五瑠五は、
何らかの役についてもらわないといけない。
まずは、禁衛府長官である私は、この魔導銃とやらの出所を聞いた。
五瑠五が言うには、全部で100丁あり、
ここにある1丁を除けば、残り99丁は州公の兵士が持っているそうだ。
なんでも、ほしいいのとか言うダンマスが作成して、
州公大飯店の主人に渡していったらしい。
ほしいいのとか言うダンマスは、全く聞いたことが無いが、
こんなのをあと、99丁も持っている州公とは和解しないと不味い。
しかし、ダンマスは剣や防具だけでなく、こんな魔導具も作れるのか。
そうだ、政権が変わったことを協会に言って、
新しいダンマスを勧誘してみよう、どうせ駄目もとだ。




