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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第五章 大三元帝国
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336 諜報員2

 俺が大三元帝国首都に着くと、最初は禁衛府の方が優勢だったが、

守りを固められ、籠城戦になり攻めあぐねているみたいだった。


 俺は、元々禁衛府禁軍諜報部だから、戻ってきたのを伝えるのと、

近衛府攻略の方法を上申した。


 攻めあぐねていたので、上申はすんなり通った。


 「みていろよ、近衛府のやつら、一泡吹かさせてやる」


 一応俺が、持ってきた魔法銃スカンクは最大射程が100M位ある、

もちろん目標に当てようとすれば、40M位なのだが、

別に目標に当てる必要は無い。


 目標の近くに落ちて、炸裂してくれればいい。


 後は効果があるように、風上から打てばいい、

幸い礫は一杯持ってきた。


 風使いの魔導士もいるだろうが、こいつは簡単には匂いが取れない、

昼夜問わず打ち込んでやれば、きっと降伏するだろう。


      ★  ★  ★


      近衛府詰め所。


 「禁衛府の攻撃も、ここのところ散発になってきましたな」

 「そろそろ、向こうはたまが切れてきたのではないですか?」


 そこへ、何かの音と共にすごく臭い匂いが襲ってきた。


 「なんだこの臭い匂いは、風使いの魔導士で匂いを消せ」


 風使いの魔導士たちは、総動員で風を起こし匂いを飛ばした。


 「うーん、まだ臭い、いったいなんだったのだ?」


 そこへ、またも何かの音と共にすごく臭い匂いが襲ってきた。


 「また匂いがきた、どうなっているんだ? 敵の攻撃か?」


 物見からの報告だと、何か長い棒みたいなものを持った男が、

城壁近くをチョロチョロしているらしいです。


 つづく。


 

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