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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第五章 大三元帝国
331/518

330 大三元帝国の崩壊

  大三元帝国は、この星一番の国家だった。


 それもちょっと昔の話、今では自国の兵士の給料さえままならない、

もちろんポンシェダンジョンが崩壊したときに、

モンスターと戦い死んでいった者達への慰労金も支給されてない。


 「おいおい、俺たちこれからどうなっちまうんだ?」


 「州公も漢武も独立宣言を出して、独立しちまったし」


 「州公のモルゴン州は、新しい魔導具を使って、

国境を固めているそうだ」

 「何でも、その新しい魔導具から出されるつぶては、

ものすごく臭く、近寄れないそうだ」


 「あと何と言っても、魔石が供給されないから、

それに携わっていたやつは、ほぼ全滅らしいぜ」


 「皇帝府のやつらは、今年の冬にダンジョンマスターが来れば、

事態は収束されるはずだとか言ってるけど、

この間みたいに外れだったらどうするんだ?」


 「とっとと、泥舟から脱出したほうが良くねえか?」


 「そうだなあ、今話題のセブンスターあたりに、

行ってみるのも良いかも知れないなあ?」


 「ただ、あそこは言葉が違うから、俺たちみたいな年寄りが、

ついていけるかどうか、その点が問題だよなあ?」


 そこへ、衛兵から情報がもたらされた。


 近衛府に、禁衛府のやつらが戦線布告をして、攻め入っているそうだ。


 「おいおい、本当かよ、俺たちも場合によっては、加勢しないと・・」


 こうして、大三元帝国は、内戦状態に突入した。


 


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