324 ガエウ・シルバ2
私の名は、ガエウ・シルバ侯爵。
ルガトルポ公国インブラ郡侯爵領主にして、
自他共に認める食通である。
え、そんなやつ前にいた気もするが忘れた?
では、もう一度言おう、私の名は、ガエウ・シルバ、
自他共に認める食通である。
王からお叱りを受けて、しばらくは謹慎をしていたが、
もう日がたち、もうそろそろ活動してもいいだろう。
今日も、食卓に山海の珍味が並んでいるが、
どうにも物足りない。
「はあ、セブンスターの食事は美味かったなあ・・」
「早く、もう一度食べに行きたいが、ちょっと遠いいからなあ」
そこに、うちの執事がある提案をしてきた。
「ドラガンダンジョンとダンジョン協会とで航路を開かれており」
「ダンジョン協会とセブンスターは航路が開かれていると聞いております」
つまり、ドラガン⇒協会⇒セブンへ行けばいいと言っている訳だ。
☆☆の魔石が、たぶん往復で4個位必要になるが、
今☆☆の魔石は1個9万ドラ位だし、36万ドラ位なら惜しくは無い、
問題は、ロン様が受けてくれるかだよなあ・・。
今度、ドラゴン教の連中に確認をとってみるか。
後日確認を取ったら、すごいことが判った、
なんと直通便が出ているらしい。
元勇者一行も、それを使って戻ってきたらしい。
そうと決まれば、後は実行だ、待っていろセブンスターダンジョン。




