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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第五章 大三元帝国
305/518

304 間者

 俺の名前は、サスケ、モウラシア公爵様のとこの間者カンジャをしている。


 今回、この私にセブンスターダンジョン調査の密命が下った。


 調査で重要なのは、まずは外観からである、

俺はアレーナの町から、セブンスターダンジョンに歩いて向かった。


 途中、舗装された道に何回か豪華な馬車が通った、

それ以上に驚いたのは、2つの輪がついた物に跨って、

子供たちが走って行くのにびっくりした。


 「あれは、なんと言う乗り物なのだ?」


 しばらく歩いていくと門が見えた、しかし閉まっている?

中を覗くと人影はないが、大きい建物が見える。


 脇の外壁はそれほど高くはない、俺は外壁を乗り越えた、

中に入ると、セブンスターダンジョン入り口という看板が見えた。


 「はあ? 確かダンジョンとは名ばかりで、実体はない」

と聞いていたが、ちゃんとあるじゃないか。


 どうする、中に入ってみるか? 煙球も持っているし、

いざとなったら、逃げればいいか?


 そう思い、俺はダンジョンに突入した。


 中は、暗くも無く、明るくも無かった、典型的なダンジョンの作りだ、

階段を下りていくと、まっすぐと左に道が分かれていた。


 モンスターの気配は、まるでない! 俺は左の道を選択した、

罠に注意しながら50m位進むと、道が右に曲がっていた、

さらに進むと、また道が右に曲がっており、

もっと進むと道がまた右に曲がり、元の場所に戻った。


 「なんだこれは? モンスターもいないし、下り階段もないし、

作りかけなのか?」


 俺は、外に出て、大きな建物の方に向かった、

しばらくすると、なにやら声がする、

俺は声のする方に隠れながら向かってびっくりした。


 「モンスターがいる、しかも球みたいのを蹴って遊んでいる?」

 「なんじゃこりゃ?」


 しかも人みたいのもいる、噂では聞いたことがあるが、

ティマーとかいうやつか?


 つづく。


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