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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第五章 大三元帝国
304/518

303 ロペス・ペドロ

 私の名は、ロペス・ペドロ、ルガトルポ公国スボン州筆頭執事だ。


 え、よくわからない? 托卵女子で有名になった公爵の執事だ。


 私は今ちょっと困っている、アレーナの商工会との裏取引がバレ、

現在アレーナ産の商品の入荷が止まっている状態だ。


 しかも馬鹿なことに、追放された商工会会長と店長は、

うちに助けを求めにきやがった、うちは関係ありませんと、

つっ‐ぱねる為にも、海へご退場願った。


 うちが、公爵という役が上な以上、これ以上は文句を言ってくるまい。


 問題なのは、スーザ侯爵とロドリゲス男爵が、

直に取引協定を結んだことだ。


 間者からの情報だと、うちが裏取引で仕入れていた値段より、

少し安いみたいだ、あの商品をそんなに安く出せるとは思わなかった。


 実際アレーナの商品は、大人気で、商人たちからの嘆願も来ている。


 ここは頭を下げて、うちも取引にまぜてもらいたいとこだが、

公爵の面子が許さないだろう。


 しかし、一番不思議なのは、星野とかいうダンマスだ、

マナの集まらない南国で、どうしてあんなに元気なのだ?


 しかも、本当か定かではないが、服とかも彼のマナで作っているらしい。


 服を作るくらいなら、魔石とか、ポーションを作った方が、

金になるだろう、まったく意味がわからん。


 実際彼の作った、上級ポーションは、すばらしいものだった、

あのレベルを作れるのは、ロン様しか知らない。


 うちの、ダンマス、コスタ・ベンより優秀なのは明らかだ。


 とりあえず、間者かんじゃが新しい情報を持ってくるまでは待とう。 


 

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