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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第五章 大三元帝国
302/518

301 経済連合2

 うちの領主は、迎賓館で、となりの州のスーザ・ロレンゾ伯爵と、

ロドリゲス・トラオレ男爵との経済同盟を話し合っている。


 あまりの豪華さに、2人の領主はたじろいだらしいが、

なんとか調印まではいけたらしい。


 俺が、おみやげ用にと渡しておいた、ダンジョンインゴッド大5枚を貰って、

大喜びで、帰っていったそうだ。


 一方、横領をしていた2人は、なんとスボンに向かったそうだ、

仲間だったんだから、面倒をみてくれるとでも思ったのだろうか?


 きっと今頃は、海でお魚さんと仲良くしているころだろう。


 一方、大三元帝国の経済状態は、ひどいものらしい、

元からあまり農業には力を入れておらず、どちらかというと工業国だ。


 魔導具とか、武器、防具などの加工品を主力産業としていたが、

ポンシェダンジョンが潰れて、魔石、ポーション等の供給がなくなり、

魔導具を使っていた、インフラも止まり出したらしい。


 「さて。どうしたもんですかねー、とりあえず鼻薬を使って、

ヤシリギの住人だけでも助けますか?」


 いろいろ思案していたら、すごい情報が入ってきた。


 大三元帝国は南部地区の、国境封鎖を解いて、

難民を送り出しているというのである、

それも、じじ、ばばを中心にである。

 

 目標は、なんと俺のダンジョンである。


 「おいおい、まじですか? 大体南回りだと山越えないといけないし」

 「体力もたないでしょ、なに考えているんだ?」


 そりゃ、助けに行けば、


 「神のお導きじゃ、ありかたや」と言われるだろうが、

運よくこっちの難民センターに来ても、頭固くなってるし、

こっちの言葉はたぶん覚えられない。


 どうすりゃいいんだ俺 ?


 つづく。 

 

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