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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第五章 大三元帝国
301/518

300 経済連合

 セブンスターダンジョン大感謝祭は、2日目も無事終了した。


 しかし、みんなタダだと思っているか、すごい勢いで物が無くなった。


 ハンバーガーは1万個越えだし、サンドイッチも6千個越えだ。


 一応、ハンバーガーはお一人様3個まで、

サンドイッチもお一人様2個までだったんだが、

みんな並び直して、知らん顔してバンバン持っていった。


 まあ、宣伝だと思って、割り切ろう。


 大感謝祭は、大成功だったのだが、3つの問題が起きた。


 1つは、となりの州のスーザ・ロレンゾ伯爵とロドリゲス・トラオレ男爵が、

自分も仲間に入れてくれと来たことだ。


 こちらが、繁栄をしているので、自分もと来たわけだ、

これ自体は、悪い話ではない、経済圏が広くなって潰しも利く。


 もう1つは、文具を扱っていた店長が、公爵のところへ横流ししていた件だ、

これには、アレーナ商工会も一枚噛んでいる。


 アレーナの分だけを計上して、公爵分は店長と商工会会長で折半してやがった。


 この星ならザルで、ばれないと思ったのか?


 当然2人はアレーナから追放、財産は没収となった。


 最後がちょっと、問題だ、ヤシリギ共和国リンドから、

隣国(大三元帝国)への輸出品の換金がうまくいっていないのだ。


 やれ不良品だったとか、支払先がなくなってしまったとか、

取り込み詐欺を平気でしている。


 しょうがないので輸出をやめたら、

「我が国に対する侮辱だ」「謝罪と保障を要求する」とか言っていて、

なんと通行手形を止めてられ手しまった。


 つまり、外に出ていたリンド商人は帰って来れなくなった、

ヤシリギ共和国は、ルガトルポ公国と同盟を結んでおり、

主教もドラゴン神教だ、迂闊に戦うことはできない。


 まあ、領主との相談だな。


  

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