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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第五章 大三元帝国
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292 ギルドの新人

 突如アレーナギルドに、2人の新人が派遣されてきた。


 1人は39歳のおっさん、もう1人は20歳の美少女だ。


 2人は別に恋人でも、愛人でもないらしい、

何でこの時期に派遣されてきたのか、ちょっとわからない。


 この星のギルドは、ご存知の通り国家公務員だ、

どこかの、万国共通とかではない。


 国家公務員と言うことは、何らかの国家の思惑があるのだろう、

おそらくは、急激に発展している、アレーナとその近辺の調査だろう。


 とりあえず、今週末のダンジョン大感謝祭に呼んで探りを入れてみるか。


      ★  ★  ★


 私の名は、オリベイラ・デンベレ、ルガトルポ公国情報局第二調査次官である。


 ルガトルポ公国情報局第一は、主に王都の情報調査、

第二は同国の情報調査、第三が他国の情報調査である。


 今回わざわざ、次官である私に、セブンスターダンジョンの調査命令が来た、

ガエウ・シルバ侯爵あたりからの話だと、美食都市らしい。


 普通は、都落ちなんだが、今回は逆に期待をしている、

それは、ギルドの方も同じ考えらしく調査員を派遣している。


 長い道のりを経て、やっとのことでアレーナの港町に着いた、

もっと田舎かと思ったら、割と活況を呈している。


 一応今回は、形上は情報局からギルドへの出向となっている。


 とりあえず、新任の挨拶を終えたら、明日歓迎会を開いてくれるそうだ。


 ギルド長が言うには、明日はセブンスターダンジョン大感謝祭とかで、

町は持ちきりだそうだ。


 とりあえず、ありふれた宿に泊まったが、そこで出された食事に驚いた、

品数は豊富で、上質のパン、おまけに煮込んだ肉まで出て来た、

しかも、独特の調味料が使われており、どれも美味い。


 侯爵の、誇張話ではないらしい、明日が楽しみだ。

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