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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第五章 大三元帝国
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286 ホテル仮営業

 俺は今、アレーナのギルドに来ている。


 俺の顔を見るや、即ギルド長室に連行された。


 「今日は、残念な話と良い話を持って来た」


 「え、残念な話ですか・・・」


 「実は、毎週末にやっている、ランチバイキングを今週は止めたいと思う」


 「ええ、そんな・・あれがないと、毎週楽しみにしてきたのに」

 「どうして、やめちゃうんですか?」

 「やっぱり、大赤字なんですか?」


 そりゃ、タダであんだけ飲み食いされれば、赤字じゃない方が不思議だと思うが。


 「いや、そうじゃなくて、あそこは本来は宿屋なんだ、

 それで実際にお客様を泊めてみて、仮営業をしてみたいんだ」


 「1日通しての、営業がうまくいけば、ランチバイキングも再開する」


 「で、良い話の方は、うちの宿に無料で泊まれる宿泊券を持って来た」

 「週末の金曜か土曜のいずれかの1泊無料券だ」


 「この券には、朝と夜に、おこなわれるバイキングの食事代も含まれているので、

 もちろん無料だ」

 

 「1枚で2名様まで、宿泊できるので、ギルドで配って欲しい」


 「あ、そういえば、あそこ宿屋だったんですよね・・・」

 「で、何枚いただけるんですか?」


 「とりあえず10枚だ、夜のバイキングには酒も出る」

 

 「酒って、あのピザ屋で出してる、あのうまい酒ですか?」

 「もしかして、酒も飲み放題ですか?」


 「そうだ」


 「あ、わたし行っちゃいます」


 「いや、券はギルドに渡すんだけど・・・まあいいか」


 「あ、それでこれが券で、こっちがお土産ね、生だから早く食べてね」


 俺は。ケーキ10個を置いて、ギルドを後にした。


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