282 ハイブリッド
今、俺のところにダンレンジレンタル要請が、来ているのは全部で3ヵ所。
バカ公爵のところと、モスクワ・ダンジョンのセルゲイさんとこと、
パローロ・ダンジョンの黒猫のタンゴさんのところである。
公爵のところは、作る材料が只今欠品中とか言って出すのを止めよう。
俺の計算では、☆☆☆☆☆の魔石なら、50日以上持つが、
☆の魔石だと、1日20食出して。2日くらいしか持たない。
魔石がなくなったときに、☆☆☆☆を作れるセルゲイさんとこはいいだろうが、
☆☆☆しか作れない、黒猫のタンゴさんのとこは、厳しいだろう。
そこで考えたのが、よくゲームとかである上限制である、
ある程度までは無料だが、それ以上は課金しろというあれである。
そう、今回俺の作ったダンレンジ・リミテッドは、
1日20食の弁当は、俺のマナで、それを超えると魔石使用とした。
初回のみ魔石☆☆☆☆☆を無料進呈というものだ。
つまり、1日20食までなら、壊れない限り使い続けられる、
我ながら、よいアイデアだと思う。
とりあえず、セルゲイさんのところに行くことにした。
モスクワ・ダンジョンに行くと、連絡を入れといたので、
セルゲイさんが出迎えてくれた。
セルゲイさんにダンレンジの説明をした、大変喜んでくれた、
それもそのはず、モスクワ仕様は、2個の特殊弁当がある。
焼きピロシキ/ペリメニ/ボルシチと、
揚げピロシキ/ペリメニ/ボルシチ弁当だ。
焼きの方は、モスクワ プ○ュス シェミベースで、
揚げの方は、サ○ファンベースになっている。
さて次は、黒猫のタンゴさんとこだな。