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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第五章 大三元帝国
276/518

275 謁見

  流石に領主とセバスチャンがいたおかげで、

謁見まではトントン拍子で進んだ。


 中に入ってみると、思ったより豪華でなく、質実剛健、

たぶん今領主が住んでいるホテルのが豪華だ。


 まあ、この星にしては、12万は多いのだろうが、

地球規模でいえば、目黒区とか墨田区の半分だ。


 そう思うと納得できる規模だ。


 そうこうしているうちに、ルイ・パトリシア14世、

ルガトルポ公国国王との謁見が始まった。


 「御尊顔を拝し、このアレーナ・ジョゼ恐悦至極に存じ奉ります」


 「ジョゼ伯、堅苦しい挨拶は抜きだ、良く参られた」

 

 「ははあー」


 「それで、その横の者が例のダンマスか?」


 領主が挨拶をしろと、目配せをしてきたので、


 「わたくしめが、セブンスターダンジョンマスターの星野敬太にございます」


 「その方のことは、ロン様より聞き及んでいる、してカレーライスを作れる、

 ダンレンジは持参されたか?」


 「はい、持参いたしましたが、前のダンレンジは、幻の黒曜石を使っており、

 今回は、幻の黒曜石を入手できませんでしたので、魔石仕様になっております、

 まったく同じものが出来ますが、魔石を消費するのでご容赦を」


 「そうであるか、大儀であった」

 

 やっぱり、ダンレンジを広めたのはロンのやつか、しかし不味いな、

王様の言っているのは、協会のカレー専用のダンレンジのことかな?


 一応、今回用意した難民センター用の方にも、カレーライスは入っているけど、

和風の幕の内やら、洋風弁当も入っている、どっちか確認してみるか?


 「恐れながら、王様のご希望のダンレンジは、カレー専門なのでしょうか」


 「カレー以外が作れるのもあるのか?」


 やっぱりそうか、確認してよかった。


 「今回、ご用意したのは、カレー以外も作れる、最新仕様でして、

ぜひカレー以外もご賞味くださいませ」


 その後、俺はダンレンジの説明をして、王宮を後にした、

まあ、普通に使えば、2ヶ月以上は持つだろう。


 通称ゴミと言われる、☆の魔石だと、2日持つかどうか怪しいが・・。


 つづく。


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