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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第五章 大三元帝国
274/518

273 王都へ

 俺は領主より一足早く、ルガトルポ公国首都マドーラにやって来た。


 さすがにアレーナ町の人口6000人より多く、12万人もいる。


 都市は、おもに4つに区画されており、

特区 (王城もこの中にあり貴族、王族が住んでいる)、

中央区(騎士、魔導師、商人等金持ちが住んでいる)、

一般区(その名の通り、一般市民が住んでおり人口が多い)、

貧民区(孤児とか、一般人でも所得の低い者が住む)。


 確認した訳ではないが、特区と中央区は用足しが、水洗であるとのこと、

ただし、2階に用足しはなく、すべて1階らしい、なんでも水汲みの問題らしい。


 ドラゴン神教協会は、特区にあり、幹部たちは特区に住んでいる、

特区のみが、城塞に囲まれており、その他は簡単な柵しかない。


 中央区には、大店の商店、騎士団宿舎、魔導師宿舎、高級宿屋、

高級食堂があるらしい、学校もここにある。

 ドラゴン神教幹部以外は、こちらに住んでいるようだ。


 ギルド協会、マドーラ総本部は、一般区にあり、あまり地位は高くないみたいだ。


 貧民区は、所得の低い者が住んでおり、孤児院もここに4つもある。


 ちなみに、昔のモンスターが地上を跋扈していた名残りで、

城壁がある城塞都市である。


 俺は、一般区でキョロキョロしていたら、衛兵に呼び止められた。


 「そこのお前、何キョロキョロしている、あやしいやつだ、身分証を見せろ」


 俺は、アレーナ・ジョゼ辺境伯から貰った身分証を見せてやった。


 「アレーナからの旅行者か、おい、お前連れはいないのか?」


 「いますが、ちょっと遅れてくるようです」


 「で、どこに行く?」


 「王様に呼ばれているので、王城に行こうかと」


 「はあ? お前のようなやつが、王様に呼ばれただと?」


 「とりあえず、連れとはギルドで待ち合わせになっているので、

 ギルドの場所を教えてもらえると助かるのですが・・」


 「まあいい、ギルドは真っ直ぐ行って、3つ目の通りを右、

 2つ目の通りを左真っ直ぐだ」


 俺は、衛兵に礼をいい、ギルドへ向かった。



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