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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第五章 大三元帝国
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267 星野敬太の弱点

 価値がないか・・・、彼、星野敬太の価値のある物とはなんだ?


 彼は、支援をはっきりとは断らなかった、

価値のある物を見つければ協力してくれるはずだ。


 そういえば、彼は何故アルゴンの孤児院を助けたのだ?

今では、孤児たちは、彼の庇護下にあるという。


 ひょっとしたら、彼は女、子供に弱いのかもしれない。


 正義の味方というのは、弱きを助け強きを挫くのであれば、

彼にとっての正義とは、女、子供を助け、

極悪非道な者を成敗することではないのか?


 星野敬太の価値のある物とは、金ではない、

そうなると、今回、彼に価値のあるものは、

おそらくは難民の女、子供たちの救済だろう。


 難民の女、子供たちのを集めて、

 「助けてください、お願いします」と言わせれば、

 きっと彼は、助けてくれるはずだ。


 私は、商人でありながら任侠道も好きだ、彼とは馬が合うかもしれない。


       ★  ★  ★  


 後日、大浩宇から、また連絡が入った、


 行ってみたら、難民が集められており、全員が俺に頭を下げてきた。


 大浩宇のやつ考えたな、これでは断ることは、俺としては出来ない、

しかたがない、しばらくは支援してやるか。


 ダンレンジで作れる弁当は、およそ20秒かかる、

弁当を取り出す時間、ボタンを押す時間も含めたら、1分間に、2個位だろう。


 俺は、ダンレンジを10個貸し出すことにした、

1時間に1200個強の弁当を作れれば、難民たちに時間差で弁当が渡るだろう、

それ以上作れるようにすると、転売中が出てくるはずだ。


 「ダンレンジを貸し出してやる、ただし1年間だけだ」

 「その間に、経済を復興させろ、以上だ」


 ちなみに、アルゴンの難民だった子供たちに、好評だった中華系を多く登録した、

崎○軒のシウマイ弁当とか炒飯弁当とかを、追加してやった。


 

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